映画 若おかみは小学生

色々予定が変わって

今日は久しぶりのアニメ話です

 

本日とりあげるのは『映画 若おかみは小学生』です

わざわざ『映画』と付けているのはテレビ版もあったわけで

これと区別を付けるためです

先に言っておくとどちらがより素晴らしいとかでは無いです

あたしは両方好きです

この作品は青い鳥文庫という、児童文学で出版されていた若おかみは小学生シリーズのアニメ化になります

テレビ版と映画版がほぼ同時に公開されたので制作スタッフはまったく違う人…のハズです、声優さんは同じですけどね

 

基本的な話は主人公の『おっこ』が交通事故にあって両親を失います

で、田舎のおばあちゃんに引き取られるわけですが

そこは老舗旅館で、いろいろあって若おかみの修行を始める~感じかな?

(目くじらを立ててる人がいるみたいですが、強制労働ではなく自主的なお手伝いです)

子供でも読みやすいように、おっこの周りに幽霊とか子鬼とかファンタジー要素も混ぜながら

旅館に訪れる様々なお客さんとの交流と成長を描く物語…で、あってるよね?

 

さてアニメ版を先に放送していたのでアニメ版を見ていたのですが

キャラクターデザインも可愛く纏まっていて、話もほのぼの系が多く、日曜日の朝に安心して見られる内容でした

『あぁ、原作をそのまま完全にアニメ化したんだろうな』って原作を読んだことないけど、そう感じるアニメでした

あたしは良アニメだと思います

そんなテレビ版が終わって、今度は劇場版が公開されました

先に言っておくと、感想が3回変わりました

 

第一感想:視聴前

キャラデザが何か変…約1クール分の作品を90分くらいに纏めるには無理があるのでは?

 

第二感想:初視聴後

悪くはなかった、1人の客に複数のエピソードを練り込んで上手に纏めてた

ただし…ラストの展開は必要なかったのでは?

 

ここで少しだけネタバレがあります

 

最初に交通事故で両親が死んで~って書きましたが

テレビ版は、そこにまったくといっていいほど触れないんですよね

あたしはそれでいいと思っています

元々が児童文学なのだし、日曜の朝に流すアニメです

いちいち『おかあさんが居なくて寂しい』とか泣かれても困る訳です

個人的に交通事故で両親がいないのは女児を合法的に若おかみにさせる為の設定だと思っています

だから、おっこも何事もないように日常を楽しみ、若おかみ業にせいが出せるし、それを視聴者も安心して受け止められるのです

ところが映画版は違いました

結構リアルに両親の死を描いてます

あたしにはどうしてもそれが受け入れられませんでした

 

ーそして、ついさっきEテレで地上波初放送という事で、せっかくだからと見てみたのですー

 

第三感想:2回目視聴後

おっこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!

おっごおおおおぉおおぉおぉおおおおおおぉおおおぉおおおおぉぉおおぉぉ!!

 

先の展開を知っていると

いろんな演出が効いてきます

監督が凄いのか演出が凄いのかわかりませんが

「あ、この場面ってこういう事か!」と妙に納得してしまいます

あとなんでしょう…

まぁ単純に…泣けるよね…

あと、この映画を見終わった後

なんか、そばにいる人に

もっと優しくしてあげようって気になりました

そんな気持ちにさせてくれる作品です

 

たぶん食わず嫌いで見てない人も多いと思います

 

子供向けだから

大人が感動って言ってるけどロリコン向けなのでは?

絵柄が気に入らない

そもそもアニメだから見ない

沢山の意見があると思います

ごもっともだと思います

でも言います

見た方がいいよ…と

強制はもちろんいたしません

レンタルとかお金を払う事になるでしょうが

その価値は十分にあると思います

 

ちなみに見終わったあと『よかった』って思えた方には

映画 すみっコぐらし とびだし絵本とひみつのコもオススメしておきます

ひよこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 


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