ギスギス？戦争だろうが！
最近ダークトロルでギスギスしているようですが
実は、あたしも昔ギスギスしたことがあります
とは言っても相手は一般プレイヤーではなくＲＭＴ業者でした
ＲＭＴ業者と言われてもいまいちピンとこないかもしれませんが
その名の通りリアルマネートレードを生業としている人達です
さらに言えば日本人ではありませんでした
…というわけで今日はＦＦＸＩのおはなしです
ＦＦＸＩにはオズトロヤ城というマップがあり
そこではいくつかの魅力的なアイテムを入手する事が出来ました
プレイヤーたちはそれらのアイテムが欲しく日々オズトロヤに通い
鳥の獣人達を虐殺する日々を過ごしていたのです
当時のあたしはちょっと欲しかった装備がありまして
その装備はドラクエで言うところの転生モンスターが落としました
通常モンスターが再出現する時に転生出現の抽選が行われます
しかも転生モンスターが１度倒されると１時間は出現しません(１日単位で出ないのも居ます)
つまり前の転生モンスターが倒されてから１時間経った後に通常モンスターを狩ります
その通常モンスターが再出現する時に運がいいと転生モンスターが出る訳です
この転生モンスターと戦って倒すのですが
当然装備を落とさない場合もあります
つまり１時間から２時間くらいの間に戦える１匹のモンスターから稀に装備が貰えるわけです
しかも１つしか落としません
ドラクエＸのように１匹のモンスターからパーティ全員が
装備を貰えるわけではないのです
ところでＦＦＸＩのモンスターは基本的にお金を落としません
モンスターの落とす素材を売り払ったり
いくつか可能なクエストのリプレイで小銭を稼ぐのです
まぁ合成(職人)とか他にも稼げる手段はありましたが
とにかく、そんなチマチマと稼いだお金を握って競売所へと行くのですが
たしかあの装備は数百万ギルくらいしたと記憶しています
ドラクエの貨幣価値だと…軽く１０００万ゴールドは越えるでしょうか
とてもじゃないけど買えません
ならばもう自分で狩りに行くしかありません
とはいえ幸いこの転生モンスターはそれほど強くなかったので
あたしは仲の良いフレと２人で装備を略奪しに行きました
フレのジョブだと装備できないので実質１個だけ装備が落ちれば終了です
現地に行くと冒頭に言った通りＲＭＴ業者が居ました
何故業者とわかるかといえば…まぁ…わかります
名前は適当だし、装備も出てくる転生モンスターが倒せる程度の手抜き装備です
ドラクエＸでイーソー狩りが流行った頃も
『ああうえ』という感じの名前で日輪の棍とマスター装備の４人ＰＴが
リューイーソーをひたすら狩っていたものです
彼らは一目で業者だってわかったでしょう？
さて、とはいえ業者が居るからと言って帰ってしまっては
ゲーマーとして負けを認めるようなものです
ちなみに彼らは装備を取ったらそれを競売に流して
手に入れたギル(お金)をＲＭＴ販売用のお金にするのです
現物を直で売る場合もあると思います
とはいえ彼らは仕事で来ています
ＲＭＴで手に入れた円が元になって彼らのお給料になる訳です
今にして思えば、もしかしたら彼等にもノルマとかがあったかもしれません
ノルマの達成できなかった社員は揚子江の魚のエサになったりしたかもしれませんが
当時ヒキニートだったあたしにはそんな事を考える余裕もありませんでした
そして、遂に血で血を争う戦争が始まったのです…！！
なんか…長くなりそうなので
ドラクエ話じゃないけど異例の…
つづく！！
